活動レポート―子どもの成長と、親子の会話が生まれた1日
木工体験の会場には、今日もヒノキの香りがふわっと広がり、子どもたちのワクワクした声が響いていました。ここでは、その日の様子を親子の会話や子どもの成長の瞬間とともに、温かくレポートします。
受付―ちょっと緊張、でも目はキラキラ
受付にやってきたのは、年長さんの男の子とお母さん。
男の子はキットを受け取ると、そっと木に鼻を近づけて、
「いいにおい…これがヒノキ?」
と小さな声。
お母さんが笑いながら、
「そうよ、広島の木なんだって」
と答えると、男の子の目がさらに輝きました。
作業開始―できるかなから、やってみたいへ
作業スペースに移動すると、男の子は少し緊張した様子。
紙やすりを手にしても、最初は遠慮がちに木をなでるだけ。
スタッフがそっと声をかけます。
「角をくるくる磨くと、もっと気持ちよくなるよ」
すると男の子は、
「こう?」と聞きながら、少しずつ力を入れて磨き始めました。
お母さんは横で、
「上手じゃねぇ、すべすべになってきたよ」
と優しく声をかけます。
その言葉に背中を押されたのか、
男の子の手つきはどんどんしっかりしていきました。
休憩時間―親子の会話がふわっと広がる
休憩スペースに移動すると、男の子は置いてあった木のつみきを手に取り、
「これ、さっきの木と同じ匂いがする!」
と嬉しそう。
お母さんは、
「広島の木でできとるんよ。家でも遊べそうじゃね」
と話しかけると、男の子はすぐに、
「じゃあ、今日の作品と一緒に飾りたい!」
と未来の話をし始めました。
親子の会話が自然に広がる、そんな優しい時間でした。
完成―自分で作ったという誇り
作業に戻ると、いよいよ仕上げの工程。
男の子は木づちを持つ手が少し震えていましたが、お母さんがそっと木を押さえてあげると、
「いくよ…トントン!」
と、見事にパーツがはまりました。
完成したバランスパズルを手にした瞬間、男の子は胸を張って、
「ぼくが作ったんよ!」
と満面の笑顔。
お母さんも、
「すごいねぇ、ほんまに上手にできたね」
と目を細めていました。
記念撮影―今日の成長が写った一枚
最後は作品を持って記念撮影。
男の子はお月様パズルをぎゅっと抱えて、ちょっと照れながらも誇らしげな表情。
お母さんはその横で、
「いい思い出になったねぇ」と優しく声をかけていました。
写真には、木の香り、親子の会話、そしてできた!という達成感がぎゅっと詰まっていました。
木工体験は、親子の心が近づく時間
この日の活動を通して感じたのは、木工体験は作品を作る場であると同時に、親子が同じ時間を共有し、子どもの成長を感じる場だということ。
- ヒノキの香りに驚いたり、
- スギの軽さに笑ったり、
- ケヤキの木目に感動したり。
広島の木は、親子の会話を自然と引き出し、子どもの挑戦をそっと後押ししてくれます。



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