スタッフが語る素材選びのこだわり:広島の木が作品になるまでの舞台裏
木工体験の会場に並ぶヒノキやスギのパーツ。子どもたちは「いい匂い!」「軽いね!」と無邪気に触れていますが、その裏ではスタッフが毎回“真剣勝負”で素材を選んでいます。ここでは、スタッフだけが知っている「素材選びのこだわり」を、ちょっと面白く、ちょっと感動的にまとめました。
こだわり① 木目は性格を見るように選ぶ
スタッフは木を並べると、まず木目をじーっと観察します。
「このヒノキ、穏やかで優しい顔してるなぁ」
「このケヤキ、めちゃくちゃワイルドでかっこいい!」
まるで木の性格診断。
木目の流れや色味を見て、子どもが触ったときにワクワクするかどうかを想像しながら選んでいます。
つみきやパズルにも、この木の個性を見抜く目がしっかり生かされています。
こだわり② 香りチェックは欠かせない
ヒノキのパーツを手に取ると、スタッフはつい鼻を近づけてしまいます。
「うん、今日もいい香り」
「これは絶対、子どもたちが喜ぶやつ」
香りは木工体験の大切な魅力。
特にヒノキは香りの強さが個体差で変わるため、香り担当スタッフが密かにチェックしていることも。
こだわり③ 手触りは赤ちゃん基準
スタッフは木の角を指でなぞりながら確認します。
「ここ、ちょっと角が立ってるな…」
「このスギは手触りがふわっとしてていいね」
基準は赤ちゃんが触っても安心かどうか。
紙やすりで丁寧に磨き、子どもの手に優しい仕上がりになるよう調整しています。
こだわり④ パーツの組み合わせは作品の物語を意識
パズルのパーツを選ぶとき、スタッフはこんなことを考えています。
「この木目はお月様の影っぽいな」
「この明るいヒノキは光の部分に使いたい」
ただ組み合わせるのではなく、作品全体がひとつの物語になるように、色味や木目のバランスを整えているのです。
こだわり⑤ 子どもが触りたくなる木を選ぶ
スタッフの最終基準はとてもシンプル。
子どもが思わず触りたくなるかどうか。
- 触った瞬間に気持ちいい
- 香りがふわっと広がる
- 木目が面白くて見入ってしまう
そんな木だけが、体験キットとして並びます。
素材選びは、森と子どもをつなぐ仕事
スタッフはいつもこう思っています。
「この木は、どんな子の手に渡るんだろう」
「この木が、今日の思い出の一部になりますように」
広島の森で育った木が、子どもの手の中で作品として生まれ変わる。
その橋渡しをするのが、スタッフの誇りです。
木のおもちゃや木工体験には、そんな静かな情熱がぎゅっと詰まっています。



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